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心の旅路 妙連尼夜話

尊勝院特別公開
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    尊勝院 非公開文化財特別拝観

    公開箇所:本堂、本尊元三大師像、米地蔵尊像、千手観音坐像、毘沙門天立像ほか、諸仏多数
    期間:2009/10/30(金)〜11/8(日)
    時間:9:00〜16:00(受付終了)
    料金:大人 800円 高校生・中学生 400円
        ※小学生以下のお子様については、保護者同伴につき拝観料は無料
    住所:京都市東山区粟田口三条坊町70
     http://www.kyoto-info.com/sonshouin/access/access.html
    お問合せ先:京都古文化保存協会 075-561-1795 
     http://www.kobunka.com/45th/45thtokuhai-tou1.html

    尊勝院由緒記
     http://www.kyoto-info.com/sonshouin/yuisho/yuisho.html

    名月
    | おしらせ | 11:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    心の旅路 妙連尼夜話の集い 第3回(1/3)
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      その1.尊勝院の本尊 元三大師

      元三大師

      みなさまこんばんは。「心の旅路 妙連尼夜話の集い第3回」にお集まりいただきましてありがとうございます。今日は尊勝院のお話からはじめます。本尊の元三大師(がんざんだいし)について皆さまあまりご存じないようですので、少しお話させていただきます。

      元三大師は比叡山で天台教学を学んで第18代天台座主となられた方です。比叡山中興の祖といわれています。法然上人や親鸞聖人の師にあたる源信の、そのまた師にあたる方です。お名前は「良源」、おくりなは「慈恵大師」とおっしゃいます。亡くなられた日が元旦の三日でしたから、「元三大師」と呼ばれるようになりました。

      元三大師は「観音菩薩の化身」といわれるぐらい霊験あらたかな方です。観音菩薩に祈念して授かった偈文(げもん)をもとに、「おみくじ」を考案されたといわれています。厄除けの「角大師」や「豆大師」としても広く信仰されています。元三大師をお祀りするといいことがある、やめるとよくないことがあるといわれるのは、運をくださるけれども、おろそかにしてはいけないということでしょう。

      10代で比叡山に上り、仏門に入られました。幼少の頃の元三大師についてこんな言い伝えがあります。
      蓮華に似た薄紅色の雲がふんわりと天蓋(てんがい)のように頭上を覆っていて、動けばその雲も共に動くので、皆から不思議がられていました。祭事で帰る途中馬に乗って通りがかった国老たちがそのお姿を見いだして、「あれは何れの稚児か。将来必ず世の光明となられよう、いずれ比叡山に登らせなさい」と約束をしていかれたということです。そのように尊いお方だそうです。

      近江のお生まれで、比叡山の横川で修行をされました。横川にある「元三大師堂」はお住まいの跡だといわれています。ですから、おみくじ発祥の地でもあるのです。今でも自分の人生を占ってもらうためにたくさんの方がおいでになります。

      私は、この元三大師堂で小僧修行をさせていただきました。農家の方は毎年、その年に育てるお米の品種を何種類か持ってこられて、それぞれ吉か凶かを占ってもらいます。また、それが必ずその通りになるから不思議です。そうして新米ができると、お供えに来られます。その新米を皆でいただくのですが、そのおいしいこと。餅米はお餅についていただきますが、これがまたおいしいのです。

      いいところでしたが、冬の寒さは半端ではありません。−1℃にはすぐ慣れましたが、−12℃になると、靴下を7枚くらい履いていました。そうするとコロンコロンして歩けないんです、でも、もう寒くて、寒くて、銅の仏器までパリパリと凍ったようになります。元三大師さんのところで3年4カ月お世話になって、もうそろそろ下りてもいいかなあと思っていたら尊勝院にご縁がありました。来てみると、尊勝院も元三大師をご本尊とするゆかりのお寺でした。

      尊勝院も、その方のお悩みの御相談に応じておみくじの解説を致します。迷っている時は、観音様にお尋ねになれば、おのずと答えが出ることもあります。横川の「元三大師」のおみくじも、心を込めて授けていただいてくださいね。
      | 妙連尼夜話 | 10:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      心の旅路 妙連尼夜話の集い 第3回(2/3)
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        お釈迦さまの生涯 その1.誕生から結婚まで

        さて、今日は仏教の開祖であるお釈迦さまの誕生から涅槃されるまでのお話をします。

        お釈迦さまは、北インドはヒマラヤの麓にあるカピラヴァストゥというところに釈迦族の王子として産まれました。今から2500年前のことです。国王のスッドーダナ王とお妃のマーヤ夫人はとても仲がよく、ずっと王子ができるのを待ちわびていました。するとある日のこと、マーヤ夫人は空から白い象がおりてきて体の中に入る夢を見ました。それが懐妊のお告げでした。

        インドではお里で出産する習慣があります。マーヤ夫人も臨月が近づくと、象の背中の籠に乗ってゆらゆら揺られながらお城を出ました。お里に向かう一行はきれいな花のあるルンビ二園で休憩されます。そこには無憂華、アショーカともいわれる赤い花が咲いていました。マーヤ夫人がその花を摘もうと手を伸ばしますと、右の脇から王子が産れました。位の高い人たちは右の脇から産れるという伝説があるのです。

        王子は産まれた途端すっくと立ち上がると、7歩歩いて、右手は天を左手は地を指して、「天上天下唯我独尊」と唱えられました。「天と地の間にある私のこの命はたった一つの尊い命です」という意味です。これは、自分だけが尊い人であるという自画自賛ではなく、「皆さんのために私は生まれてきました。皆さんをお救いしましょう」ということす。とはいえ、漢文は自由に読めます。皆さんも自由に解釈されるとよいと思います。

        このときのお姿を模した「誕生釈迦仏」という童子形の仏像はあちこちにありますが、東大寺にあるものが最古の像だそうです。お釈迦さまがお生まれになった4月8日は、「花まつり」「降誕会」「潅仏会」として、各地でお祝いの儀式が行われます。

        お父さまの国王も王子の誕生をたいへんお喜びになりました。さっそく有名な占い師を招いたところ、「この王子は偉人の相をしている。出家すれば仏陀になるであろう」と告げられました。それをお聞きになった国王は、王子を「シッダールタ」と名付けました。目的を達成した人という意味です。偉大な人は幾度も生まれ変わり、そのたびに修行して、善根功徳を重ねてこられ、今世に産れ落ちたときにはすでに一切の目的が達成されるようになっていたということです。「名は体を表す」といいますが、まさにそうですね。

        皆でお釈迦さまの誕生を喜びました。ところが、お母さまのマーヤ夫人は出産から7日目に亡くなり、お父さまの国王はマーヤ夫人の妹と再婚します。お釈迦さまは大事に育てられ、ナンダという弟も生まれます。この子は後にお釈迦さまのお弟子さんになっています。お釈迦さまは王子として何不自由なく育ちますが、感性の高い方でしたので、いつも心が満たされることがありませんでした。16歳のときにコーリア国のヤショーダラ姫と結婚して、長男ラーフラをもうけます。
        | 妙連尼夜話 | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |